bluefilmproducts・映像作家杉本篤の活動予定などを掲載していきます。
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TONOTSUKA TATSUO
 数日前、約2年ぶりに殿塚辰夫くんにあった。辰夫くんは『BLUE』『ME AND MYFRIENDS』どちらでも撮影に協力してもらって多くの時間を一緒に過ごした人で、僕が最もかっこいい『スケーター』として崇めていた人でもある。当時辰夫君は『BRACKBOOK』というフリーペーパーを作ったりもしていて、自分の思うメッセージを自由な発想で発信したりしていた。一緒に時間を共有していくなかで、モノをつくったりメッセージを伝えたりすることについても色々と教えてもらったりした。辰夫君は誰からの目も気にせず自分の『これをやりたい』という衝動をだれよりも素直にやってのけてきた人だ。スケートボード以外にもいろんなことに興味を持っていて、それが他のスケーターにはない独特の魅力を発していたようにも思う。今よりも右往左往していた僕にはその突飛な生き方や考え方がとても刺激的だった。

しばらくぶりにあった辰夫君はお父さんになっていて、パン屋になるための修行で3月から長野にいくと言っていた。僕の知っている限り数回転職している辰夫君。自分の中の矛盾をなくすためにパン屋という道を選んだんだって。転職ってなかなか勇気のいることだけど今回も例外なく自分の興味や心に従ってさらりとやってのけてしまったみたいだ。転職する毎に自分の中の矛盾がなくなっていってるそうだ。
最近はスケートボードでトリックをしたりすることはなくなってきているみたいだけど、変わらずに何にもとらわれる事も縛られる事もなく、自分で道を切り開き歩んでいってる姿は昔から知っている辰夫君となんにも変わっていなかった。辰夫君曰くスケートボードをする感覚と同じ感覚でパンを作っているんだって。
大人になると見栄を張ったりいろんなことに縛られたりして、自分の中で矛盾とか葛藤とか色々でてきたりする。今の僕もまだ未熟で右に左にぶれてしまうけど、いつか自分の中の矛盾が減っていくといいなあと思う。今はまだ走り続けることでしかその答えは見つけられなそうだけど。

数年後辰夫君が独立したときにパン屋さんの作品を撮ることを約束した。パン屋になったスケーター。とても面白そうで今から胸がわくわくする。






(2008年 ME AND MY FRIENDS撮影より)
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